会員の皆様へ

　障害児者の自立支援、社会参画を進めるうえで大きな役割を担う相談支援事業所の取組みを支援し、相談支援事業の連携強化、質の向上を図ることを目的とした茨城県障害相談支援事業所マネジメント協会の設立総会が、６月２９日水戸市内で開催されました。

　設立総会では、協会の会則や協会役員、会費の額が承認されるとともに、今後の事業方針、事業計画などが報告され、協会が正式に発足しました。　

　協会役員については、理事は笹本健一会長、長谷川浅美副会長、檜山太一副会長、川俣宗則理事、前島守雅理事、中山洋一理事、郡司征樹理事、高松秀彦理事、角田純一郎理事の９名、監事は吉原毅監事、坂本達保監事の２名が選任されたほか、協会の顧問として、筑波大学の小澤温教授が就任をしました。

　会費は、正会員（団体）１万５千円、準会員（個人）3千円と決まりました。

　設立総会の後、記念の研修会が開かれ、約１７０名の方が参加をされました。研修会では、日本相談支援専門員協会の菊本圭一会長から、「相談支援の重要性〜これからの相談支援に求められること〜」と題して、国の動向や支援の実例を踏まえた示唆に富むご講演がなされました。

　また、菊本会長のご講演に続いて、筑波大学の障害福祉学がご専門の小澤温教授、菊本会長、マネジメント協会の角田純一郎理事を交え、「茨城県障害相談支援事業所マネジメント協会に期待すること」と題して対談が行われ、今後の協会の運営に大きな期待が寄せられました。

　茨城県相談支援事業所マネジメント協会がスタートしたことにより、この協会を拠点に、県内の相談支援事業所への情報発信、情報提供、事業の支援が展開されることになり、また、各相談支援専門員の相談窓口としての機能も担うことになります。

　会員の皆様には、この協会をご活用頂きますとともに、協会へのご意見、ご要望をお寄せ頂ければと思います。